このゲームは、発売前からかなり気になってましたねぇ。 何ていったって、舞台設定が三国志そっくりって噂だったんですもの。買わずにいられましょうかってやつです。 まぁ、でも思ってたほどには似てなかったので、がっかりした面もありますけど、それはそれ、違う物語なのだからしょうがないし、これはこれで面白かったし。 とりあえず、三国志を知らない方のために脱線しつつ、類似点を指摘してみますね。 一般に三国志は後漢末期〜三国時代〜晋の約100年間にわたる戦乱の様子を綴ったものです。 後漢末期、宦官が専横を極め、それを批難する学者や官僚たちは弾圧され、社会不安は異常なまでに高まっていました。そこに登場したのが太平道という宗教集団。瞬く間に農民の心を掴み、数十万人の信徒を集めます。 184年各地で蜂起。その際、シンボルであった黄色の布を被ってた故に「黄巾の乱」と呼ばれます。 その討伐に地方の豪族達もこぞって立ち上がり、その中に例の義兄弟や孫堅、曹操らもいました。 (ゲーム中で青軍のシンボルを決めるのに、黄巾の話がちょこっと出てます) その乱のあとも宮廷内はやっぱりごたごたしてて、そのごたごたに乗じて宮廷を牛耳ったのがトウタク。 このトウタクがすごいやつで、三国志の中で最強の男、人中の呂布と呼ばれるほどの武人を部下にして、やりたい放題。代々の墓は暴いて宝物は取り上げるわ、気に入らないヤツは殺しちゃうわ。 歯向かいたいのに、呂布が強すぎるものだから手も足も出ない。 そこで曹操が登場。側近の立場を利用してトウタクの暗殺を計画します。 (ゲームの中で史鋭慶が似たようなことをやってたね) けれど暗殺は失敗に終わり、一転、追われる身となった曹操は、ようやくのことで地元に戻り、再起を図ります。 人数を集めて、各地に檄も飛ばして、「反トウタク連合」結成。袁紹を盟主に据えて、いろいろあって、すったもんだの末、トウタクを打ち滅ぼす。 (演義によると、司徒・王允の娘・貂蝉が呂布とトウタクの間に入り、二人を仲たがいさせることに成功。呂布のいないトウタクなど敵ではないということで・・・) そのトウタクは見せしめのため、広場にさらされたんだけど、脂肪につけた火が何日も消えなかったってくらい、ブヨブヨに太ってたらしいです。 (みごとに、そのままじゃん?/笑) その後、各地で陣取り合戦が始まり、やがて、巨大な三国が生まれた。 曹操の魏、孫家の呉、劉備の蜀・・・ 日本の卑弥呼が関係してくる魏志倭人伝の魏志とは魏の歴史書のことで、ちょうどこの時代のことです。 (赭川主は倭国の出身ゆえに、あーゆー髪型なわけかもね) 日本で言うところの三国志は一般に三国志演義のことで、蜀を主題にし、民衆に受けるように構成された物語を指します。結構、史実とは異なることが書いてあります。(すでに死んでるはずの人が生きてたり、手柄を横取りしたり、妖しい祈祷師にされてたり)。その三国志演義の中でも絶大な人気を誇るのが関羽と孔明、張飛。 たぶん、この3人を知らない人はいないんじゃないかな・・・ということで、割愛。 劉備は、劉姓ということから漢王朝の末裔を自称しています。黄巾の乱の前までは草鞋売りの青年でした。 (陶青樺が農民設定なのは、劉備をなぞっているから?) 三国となってからは、各地で小競り合いというか、領地の取り合いが行われ、張飛は部下に殺され、関羽はその武勇を過信されて(味方が少なかったため)呉に殺される。劉備は関羽の弔い合戦と称した「夷陵の戦い」で敗戦。その後、白帝城にて死去。呉も蜀も魏も後継者問題でゴタゴタ続き。あえなく、終焉。人には寿命ってもんがあるからしょうがないんだけどねぇ・・・。 ついでに、ゲーム中でも出てくる匈奴は中国の北部の異民族で、馬術に優れていたそうです。 (万里の長城が北方の異民族の侵入を防ぐ目的で築かれたことは周知のことですね) 蔡ヨウの娘・蔡文姫は匈奴にさらわれ、十数年を異国の地で過ごした。念願叶って戻れるようになった時には、愛児との別れをも意味していた悲劇の女性です。有名な話なので、知っている人もいるかも知れませんね 単于(ぜんう)は匈奴の王を指します。蔡文姫が妾とされた左賢王は地方長官のような役目だったそうです。 前漢の時代に和平のため、後宮に仕えていた王昭君という女性が、匈奴の王・呼韓邪単于に嫁いだという話も残っています。(この王昭君という女性は中国4大美女の一人に数えられています) 三国志は、野望に燃えた数多の英雄豪傑たちが知恵と力の限りを尽くして戦い抜いた様を描いたもの。 面白いので、是非、読んでみてくださいねー♪・・・と言ってみる(笑) |
さて、帝国千戦記、プレイ日記へと行きましょう。 初回〜3回目くらいまでは、全然攻略の仕方が分からずに、暗殺されまくってました(苦笑) で、最初に上手く行ったのは貴沙烙でしたか。一度上手く行くと要領が分かってくるので、その後の攻略はトントンと進みましたけど、3回目までは嫌になりかけてましたね。 攻略時には色々な失敗をやる私ですけど、一番多かったのは、氷霧を先頭にしてての突撃モード選択。 氷霧って、アイテムを入手することによってレベル3の技の全体攻撃、しかも結構強い技が使えるようになるため戦いの初回で使わせるべく、先頭に配置することが多いキャラ。 初回ターンで倒せるか、気力が残ってる2ターン目で倒せれば全然問題ないんだけど・・・。 問題は2ターン目で技を使いたくない場合や倒せなかった場合。 そうなるとレベル1の技を使うか、待機させることになるんだけど・・・ 氷霧のレベル1の技って自分の体力回復なのね。 そして、突撃モードはオートで戦うもので、相手が弱いとわかっている場合やすでに人数が減っている時などには便利に使える機能。だけど、レベル1の技しか使えない。 氷霧のレベル1の技では、いつまで経っても敵は倒れてくれないし、こっちもやられない。終わらない戦いになってしまうわけ。しかも、一度モード選択してしまうと、戦闘が終わるまで解除できない仕組みなので、リセットする以外方法がなくて・・・何度これで悲しい思いをしたことか。 つい、忘れちゃうんだよねぇ。 しかも最後にセーブしたのがだいぶ前だったりしてさ。 何度同じシーンを繰り返したことやら(苦笑) 清洲城に移って、最初の難関といえば、醜隗でしょうか。 全体攻撃が結構強くてさー。味方にするならこれ以上のやつはいないんだけど、敵だとつらい。 しかもやっつけないと仲間になってくれないやつなものだから、毎回メンバーを選抜して頑張ったよ。 大抵、燕旺珂と氷霧にアイテムくっつけて、全体攻撃の戦技を使えるようにした上で、使ってたかな。 それでも次の移動はお休みさせないと辛かったんだから、厄介なヤツだよね。 仲間になった後は、大抵3軍団の一つに組み込んで使ってた。 攻略時はセーブとか結構気にしているからいいんだけど、普通にプレイしているとついついセーブを忘れちゃうんだよね。 頑張って倒した時なんか、本当ならすぐにセーブしておけばいいのに、面倒くさがって後でいいや、なんてすると先に述べた大失敗などしたりする。 基本的にへっぽこなんですよ。私って。 でも、それだから楽しんで遊べるのかもしれないけど。 トントン拍子に何でも上手くいったら面白くないもの。 やっぱ、少しは苦労しなくちゃね。 そういう意味でも、これはかなり上位に入る上質のゲームです♪ |
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