ラシエルの箱庭〜少年の解放と呪文〜■レビュー■


内容:
館の中にひそむ、謎──その名は、≪天使≫
人より秀でた才能に恵まれながら、厭世的な暮らしを送る青年・斎賀伶
退屈を持て余す彼に、ある日突然に託された貴重な『商品』、
天使≠フ血を引くという少年・浅羽望
特別な『顧客』に提供するため用意された『商品』である望を伶は思いのままにして良いと言われる。
閉ざされた屋敷の中、少しずつ交流を重ねる二人。

果たして天使≠ニは、少年に隠された秘密とは・・・
伶を巡る物語が、いま、ゆっくりと動き始める──
感想:
結局、なんだったんだ?・・・・・・って感じですかねぇ。
野島さんの声が好きなので買ってみたものの、むむむむむ・・・・・
謎は謎のままだし、展開は急だし、野島さん演じる「九条鷹見」が可愛かったから、何となく許せちゃってるけど、そうでなきゃ怒り狂ったかも

この物語のキーワードは当然のことながら天使
『商品』である望はその血を引いてはいるが、力は未知数。そのために九条家の当主である鷹見は伶を呼び、様子を見させようとする。
鷹見は伶の遠縁で一時期同じ館で暮らしたこともあり・・・・・・という仲。とはいえ、仲良しこよしには程遠い(笑) ま、これには理由があり、鷹見ルートで分かるようになっているので、ここで言うのは止めておきましょう。

主要キャラは4人、だけどボイスはターゲットキャラの3人のみ。主人公の声が無いので、ちょいと変な感じです。つーか、他キャラの声がないんだから、主要キャラのも無くても良かったんじゃないかな、とか思ってみたりも。
(でも、そうしたら、私はきっと買わなかったと思う。うん)

主人公・斎賀伶は(イラストだとそうは思わないんだけど)かなりの美貌。男にも女にもモテる・・・らしい。
(だって、どうしてもそういう雰囲気に見えないんだもん)
望は天使の血を引くということで、無垢な少年なイメージ
鷹見は・・・うーん、有能な実業家には見えないんだけどなぁ。性格そのままな単純で親切なお兄さんな感じだね。
真璃絵は明るくて前向きなメイド。まぁ、BLゲームでの攻略キャラですから、ただのメイドじゃないですけどね。(笑)

各ルートとも大筋では同じなんだけど、細かい設定が各々で異なるので、違う物語として読んだ方がいいかも。
セラフィムスパイラルと比べると、シナリオの質とか設定とかキャラとか、数段落ちる気がするのは、私だけじゃないと思うけど、これはこれで味がある・・・んじゃないかなぁとは思うので、まぁ、そういうことで。

セーブポイントは計40箇所
どこでもセーブ可能です。
SKIP機能は、基本的に既読のみ。未読部分はctrlで可能。
BGM・効果音・VOICEは音量及びミュート機能搭載。
voiceはキャラごとのオン・オフも出来ます。
システム的な穴・・・は無いと思われます。

イラストは・・・好みじゃないけど、普通、かな。

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難易度 ★☆☆☆☆
★★★★★
★★★★☆


公式サイト:
【b-works】
18歳以上対象
CPU: Pentium 166Mhz
(Pentium 200Mhz以上推奨)
対応OS: Windows98/Me/2000/XP【日本語版】
メモリ: 48MB以上必須(64 MB以上推奨)
CD-ROM: 4倍速以上(8倍速以上推奨)
その他: HDD空き容量:10MB以上(700MB以上推奨)
640×480ドット、16bitハイカラー以上表示可能
DirectX5以上が動作する環境
要マウス
企画 高野克己&
キャラデザイン 桜沢いづみ
シナリオ:
BGM: 水月陵
声:
九条鷹見: 野島 健児
望: 鈴森ちさと
真璃絵: 天天



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