花町物語■レビュー■

内容:
主人公の朱璃は幼いころに両親を亡くし、母親が身をおいていた遊郭へと引き取られる。
混血故に扱いは酷く、折檻を受ける毎日を過ごしていた。
そんなある日、朱璃は陰間茶屋「華菱」の主人、東條巽と出会う。
東條は朱璃の真の美しさを見出し、遊郭より買い請け華菱へと連れ帰る。
ここから朱璃の運命が大きく変わり始める・・・・

今宵も恋の華が咲き乱れる──
レトロ浪漫アドベンチャーゲーム
感想:
物語の最初で「明示十二年春〜」となっているので、現実の明治とは違う、パラレルな設定のようです。
舞台は、陰間茶屋。とはいっても、江戸時代芳町にあったものとは全く違い、岡場所の男性版って言った方が近いかも知れません。
(江戸時代好きな私としては、時代考証など結構楽しみにしてたのですが、こればかりは無理だったようですね/苦笑)←ツッコミ入れたい箇所なら山ほどなのですけど、これはパラレルなんだ、違う世界なのだと強引に自分を納得させてゲームしてました。あははv

流れとしては、東條に引き取られ、華菱へとやって来た主人公が、東條や他の人による教育を受け、水揚げ(初めてお客をとること)を経る・・・かな?
この教育というのが曲者だったりしますけど、そこはそれ、BLGなのでご想像に任せますということで(ぉぃ

攻略では、特に一本道ってわけでもないので、途中まで2,3人の同時攻略も可能です。
(水揚げを誰にするかで、ENDを迎えられる相手が決まります。もっとも、その後の選択如何では、誰ともENDを迎えられないことも)

キャラクターは・・・個人的には東條さんが好きですね。
攻略していくとわかるのですが、妙に可愛いというか、寂しい人なので、傍にいてあげたいというか、そういう気になるんです。
もっとも、花街としての特性からか、全てのキャラクターが過去に傷を持ってて、でも、それを表面に現さずにけなげなくらいで、物語が進んでいくにつれて色々わかっていくと、東條さんに限らず、傍に居てあげたくなります。
その中でも東條さんが好きなのは、当初のイメージとエンディング時、それにおまけでのギャップが大きいからかな。

おまけ部分以外のシーンとCGを埋めると【おまけ】が開きます。
これが私にはかなりツボで、大笑いして見てました。
本編とのギャップが・・・(^_^;

ゲーム難度から言えば、BLゲーム初心者でもOKです
シルカオ2で苦労した私としては、少々拍子抜けな感じもしたくらいです。
鬼畜要素は、少々、ってとこかな。
セーブポイントは計50箇所
どこでもセーブ可能です。
(選択肢の部分ではボタンが消えてしまいますが、右クリックで出ます)
音声・BGM・効果音の音量及びオンオフ機能搭載。
AUTOは既読・未読も含めて速度を変えられます。
特許出願中という【可変速再生機能】は使ってませんが、そのうち、かな。

イラストは、タカツキ氏なので、安心して見られます。
声も皆さん上手い方ばかりなので、こちらも安心して聞けます

難易度 ★☆☆☆☆
遊郭度 ★★★☆☆
レトロ度 ★★★★☆

公式サイト: VividColor
VividColor
18歳以上対象
CPU: PentiumU300Mhz以上必須
(PentiumU 333Mhz推奨)
対応OS: Windows98/Me/XP
メモリ: 64MB以上必須 (XPでは160MB必須)
その他: CD-ROM:
グラフィック:800×600ドット 16bitカラー以上必須
        (フルカラー推奨)
サウンド:PCMオーディオ
DirectX8.1以上が動作する環境
キャラデザイン タカツキノボル
シナリオ:
BGM:
声:
朱璃: 緑川光
東條巽: 森川智之
榎本朔弥: プログレス
相馬和泉: 万栗太郎
梶山啓治: 富士爆発
五十嵐馨: 沖野靖宏
各務征士郎: 成田剣
二階堂将人: 檜山修之


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